テスターのおすすめ5選!【プロの安心して使えるテスター】

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テスターのイメージ図
    • デジタルテスター、アナログテスター、小型テスター・・・

      色んなテスターがあるけど、どれを使えば良いのだろう?

    こんな風に考えたことはありませんか?

    本記事ではこのような疑問にお答えします。

    目次

    この記事を書いている私は、電子回路設計者として約10年。

    仕事で電子回路を設計するにせよ、

    趣味で電子工作するにせよ、

    電子機器が動かない時は、真っ先にテスターで電源電圧を確認して、原因の特定と解決に役立ててきました。

    そんな私が日々使用しているからこそオススメできるテスターがありますので、

    実際に使って価値のあったテスターを紹介します。

    本記事を読めば、自分の欲しいテスターが見つかります。

    5分程度で読めるので、どのテスターを買えばよいか迷っている方は、ぜひ最後までご覧ください。

    テスターのおすすめ5選!

    定番メーカー:HIOKI(日置電機)のデジタルテスター DT4256

    オートレンジ:あり
    Amazon価格:19,435円

    職場の実験室に置いてあります。

    やはり仕事で使うとなると、信頼できる日本製の定番メーカーのテスターを使用するしかないです。

    プロの世界だと測定したデータに信頼を得たいので、聞いたことがない海外メーカーのものは使えないですね。

    HIOKIのテスターDT42シリーズは目的に応じて色々なタイプのテスターがあります。

    【DT4252:汎用タイプ】

    【DT4253:計装タイプ】

    【DT4254:電圧測定専用タイプ】

    【DT4255:安全タイプ】

    【DT4256:多機能タイプ】

    どのタイプのテスターを使用すれば良いかわからない人は、多機能タイプが良いです。

    多機能タイプなので間違いありません。私はこれを使用しています。

    熱電対を利用した温度測定ができませんが、テスターで温度測定をする場面をあまり見たことがないので、問題ないと思います。

    熱電対で温度を測定するときは、を使用しています。

    なので、多機能タイプのDT4256が良いでしょう。

    多機能で安い!AstroAIのデジタルテスター MT132A

    オートレンジ:あり
    Amazon価格:2,799円

    初心者の電子工作に丁度よいテスターです。

    価格が安いにも関わらず、電圧、電流、抵抗、導通、ダイオード、静電容量など、様々な測定が可能です。

    同じメーカでより安いテスターもありますが、あまり品質が良くないので、この型番が良いでしょう。

    お手頃価格なので、万が一、壊してしまっても、それほど痛手ではないですね。

    自動車やバイクのバッテリーをチェックする際にも重宝すると思います。

    また、電池残量が少なくなると通知する機能があり、電池切れで使えなくなる前に電池交換できるので便利です。

    小型タイプのデジタルテスター 3244-65

    オートレンジ:あり
    Amazon価格:5,230円

    これも職場で使っています。

    小型というか、ポケットサイズなので持ち運びにすごく便利です。

    ちょっと電圧を測定したいと思ったときに、わざわざ取りにいかなくてもポケットに常備しておけば、すぐに使えます。

    電圧を測ったり、抵抗を測ったり、導通チェックしたりと、基本的な測定だけなら、これ一台で十分です。

    SANWA(三和電気計器)のアナログテスター TA-55

    オートレンジ:なし
    Amazon価格:7,000円

    アナログテスターといえば、SANWA(三和電気計器)ですね。

    テスターはデジタルとアナログ、どちらが良いか・・・まぁ好みの問題です。

    あえて言うならば、

    デジタルテスター:測定した表示値が離散的に変化する
    アナログテスター:測定した指示が連続的に変化する

    という違いがあるかなぁと思います。

    私は指示が動くのが結構好きですね。揺らぎが一目瞭然ですから。

    このテスターは、電圧、電流、抵抗などの基本的な測定はもちろん、ブザー付きの導通確認ができます。

    また、自動車測定にも対応していますので、バッテリーチェックもできます。

    車いじりが好きな方にも重宝すると思います。

    コンパクトで軽量!フルーク(FLUKE)のデジタルテスター 117

    オートレンジ:あり
    Amazon価格:24,200円

    基本的に日本製のテスターをおすすめしますが、海外製の中でもフルーク(FLUKE)ならば信頼できます。

    このテスターの最大の特徴は、非接触で電圧を検出できることですね。

    商業ビル、病院、学校などの大きな建物で、分電盤に電気がきているかどうか確認するのに役立ちます。

    片手での使用に適していますが、ハンガーがついているので、ハンズフリーでの使用も可能です。

    また、ただ電気がきているかどうかをみるだけなら、

    フルーク(FLUKE)の検電器でも十分です。

    ただ電圧がきているかをみたり、電圧や電流を測定したりと、状況によって必要な作業が異なる場合は、

    こののテスターが良いでしょう。

    ポケットサイズの小型モデルならば、が良いですね。

    小型でも耐久性があり安心感できます。

    ポケットサイズのテスターの中では、日本製のHIOKIやSANWAよりもしっかりしている印象です。

    ただし、電流計の機能がないのでご注意ください。

    テスターを選ぶときの注意点

    テスターを選ぶときの注意点

    安いテスターはできるだけ使わない

    テスターを選定する際の注意点はただ一つです。

    それは安すぎるものを選ばないということです。

    以前、自分が作った回路がちゃんと動いているか確認するため、テスターで電圧をチェックしました。

    なんと、電源ICから電圧が出力されてませんでした。

    はんだ付けがうまくできないのか・・・もう一度しっかりとはんだを付けてみよう。

    よし、今度はしっかりと付いているな

    もう一度テスターで確認しよう・・・まだ電圧が出ていない!

    そもそも設計が間違っているのか?

    もう一度データシートを見て、設計を見直そう・・・う~ん、設計は間違ってなさそうだ。

    そもそも出力が発振しているとか、おかしなことが起きているならともかく、

    全く出てないなんて何か根本的に見落としているのかな?

    よし、簡単に動作を確認するつもりだったが、

    オシロスコープで見てみるかな・・・なんと、正常に電圧が出力されているではないか!

    まさかテスターが・・・

    電池を測定してみよう・・・、あ、やっぱり測定できない。

    買ったばかりなので、長期間使用せずに内蔵の電池が消耗していたということではないと思うが、

    念のため内蔵電池を交換・・・やっぱり測定できない。

    もしやヒューズと飛ばしてしまったか?

    いやいや高い電圧や電流を測定はしてないからそれもないだろう・・・。

    これはテスターが壊れているだろなぁ。

    ということを考え続けて、1日を無駄にしてしまったことがあります。

    そのテスターは通販で買った安物です。

    秋月だったか忘れましたが、1,000円ぐらいで買ったテスターだったと思います。

    念のため誤解のないように言っておきますが、

    秋月電子で購入することを否定しているのではなく、どこで買うにせよ、

    聞いたことのないような安いテスター(例えば、中華製のよくわからないメーカーとか)を使うのは

    止めた方がよいという話です。

    安物であれば、不良品でも金銭的に痛手ではないですが、何よりも時間を無駄にするストレスは大きいです。

    ちょっと高くでも品質の良いテスターを使用した方が良いと思います。

    特定用途向けのテスター

    YOJOCK USBテスター 最新型

    Amazon価格:1,900円

    「USBテスターって何に使うの?」っと思う方もいると思います。

    どんな時に使うかというと、充電するときに使用します。

    USB用の充電アダプタとバッテリの間に挟むだけで、充電中の電気の流れを可視化します。

    「何か最近充電が遅いなぁ」という時とかに、品質をチェックすることができます。

    例えば、充電アダプタの性能が5V1Aだった場合、ちゃんと5V1Aが充電アダプタから供給されているかを確認できるようになります。

    このUSBテスターは、電圧と電流だけでなく、電力、経過時間、充電容量もリアルタイムで表示してくれます。

    上部のスイッチでパラメータの表示を切り替えられるのです。

    自分が使用している充電アダプタの品質を確認したい方はどうぞ。

    CCAテスター SOLAR BA9 クロアオートモーティブ

    Amazon価格:11,500円

    CCAとは、Cold Cranking Ampere(コールド クランキング アンペア)の頭文字を取ったものです。

    アメリカやヨーロッパで採用されているバッテリーの規格で、

    簡単に言うと、バッテリーがどのくらいの電気を出力できるかを示しています。

    CCAの値が大きいほど、自動車のエンジンがかかりやすいということです。

    自動車のバッテリーは、突然寿命が尽きることがあるので、その前に交換する必要があります。

    とはいえ、いつバッテリーの寿命が尽きるのか、事前に分かりにくいものです。

    このCCAテスターは、バッテリーの電圧だけでなく、CCA値を測ることができます。

    そのため、事前にバッテリーの状態を知ることができ、交換すべきかどうか判断することができます。

    自動車を日々活用している方は、1台持っておいた方が良いでしょう。

    サンワサプライ LANケーブルテスター LAN-TST3Z

    Amazon価格:3,000円

    LANケーブルテスターとは、その言葉の通り、LANケーブルの導通チェックをするためのテスターです。

    自分で作ったLANケーブルがちゃんとRJ45プラグに取り付けられているかを確認することができます。

    あくまで導通状態をチェックしているもので、

    実際に通信できるかをテストしているわけではないので、ご注意ください。

    正直、どのLANケーブルテスターを使っても大差はありません。

    特にこだわりがなければ、お値段もお手軽な「サンワサプライ LANケーブルテスター LAN-TST3Z」で良いと思います。

    HIOKIのメガテスター(絶縁抵抗計) IR405111

    Amazon価格:27,800円

    電源の入力部の絶縁抵抗を測ることがあります。

    通常のテスターのときも言いましたが、やはり仕事で使うとなると、信頼できる日本製のものが良いですね。

    このメガテスターは、バックライト付きで見やすく、絶縁状態を音とLCD表示で知らせてくれるのでわかりやすいです。

    絶縁抵抗を測るなら、見やすくわかりやすいものとして、を選んだ方が良いでしょう。

    Amazon限定の検電テスター

    Amazon価格:600円

    検電テスターは、通電状態を確認できるテスターです。

    通電状態をみるだけなので、Amazon(アマゾン)でお手軽に手に入るもので良いと思います。

    使用方法は、通電しているか確認したい対象に先端部を当てます。

    通電していればLEDが光るのでわかりやすいです。

    ただし、先端部が尖っているので対象物を傷つけたりしないように気を付けましょう。

    というわけで、今回は以上です。ぜひ自分の用途に合ったテスターを見つけてください。

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